海外ドラマ雑感
DR.HOUSEシーズン5最終回
まさかまさかの最終話。毎度毎度シーズンの終わりにとんでもないマイルストーンを置くシリーズではあったが、今回のは・・・。
- 実は情報圧縮論という観点で海外ドラマを観る場合、LDさんに一番オススメしたいドラマが「DR.HOUSE」。理由としては、基本一話完結ものなのでオススメエピソードを選んで、それ観ていただいて判断できるため。ただ、どの話を薦めていいかは難しいところ。ぶっちゃけどんどん尻上がりに面白くなっているシリーズなので、第一シーズンから観る必要がない。いきなりシーズン2からでも全く問題ない。というか、ぼくが見はじめたのがシーズン2からで、シーズン3あたりまでみおあった後、シーズン1見たらたいしたことなかったので・・・。いや、標準レベルでいえば十分シーズン1面白いのだけれどね。
CHUCKシーズン2二話
今、一番出来がいいのは(ぼくの観測範囲では)DR.HOUSEなんだけど、一番好きなのはこのCHUCK。プロット段階で既に勝ちが見えているシリーズなので、安心してみれる。
フリンジ
実は、海外ドラマはオレより母のほうがはまっている。まあ、専業主婦だしな・・・。たまたま居間で作業していたとき観たのがこのフリンジ。八話から視聴なのであわてて一話から観ている母にあらすじを教えてもらう。フリンジというのは「非主流科学」(fringe science)のこと。主人公ビショップの父ウォルターはこの分野の超天才。だが、20年ほど前から精神病院の隔離病棟で過ごしており、退院後も言動が不安定。「パターン」とよばれる不可思議事件が連発。その事件で使われているテクノロジーはかつてウォルターがてがけていたものだった・・・。敵組織も描かれているのだが、なぜウォルターの研究を知っているのか(フリンジであるため、ウォルターの研究は闇に葬られている)、そのフリンジを使ってどういう陰謀をたくらんでいるのか全く不明。さらには製薬会社や主人公の上司の言動も怪しく、全く全体像がつかめない。
- ウォルターの研究により、ヒロインが捜査のため元恋人の死体から記憶の一部を移植される(うさんくせー、うさんくせー、もう、こういうお話大好き!)。以後、ヒロインの記憶と元恋人の記憶が入り乱れるのだが。例えば、身元不詳の被害者の顔を見て昔の知り合いだとわかる、がそれはヒロインの知り合いではなく元恋人の知り合いだった。まあ、ここまではわかる。ところが、その死んだ元恋人からヒロインにメールが届くのだ。ここまでくるとちょっとわからなくなる。これはヒロインの見ている幻覚なのか。だれかが成りすましでメールを送っているのか。何せ、ウォルターは自分の研究を正確には覚えていないため、ウォルターの研究によるなんらかのフリンジかもしれず。どこまでがこのフィクションのリアルなのかわからない。「モルダー、あなた疲れているのよ」。はい、X-FILEですね。ぶっちゃけ。まあ、いずれはっきりするのだろうけど、このちゅうぶらりん感がとても好き。
- 読みの一つとしては実は全ての計画はウォルターが行っていて、入院中に忘れてしまったというのもあり。時折、ここまで風呂敷広げて大丈夫かと思うが、でっかい風呂敷を広げた時点で勝ちとぼくは思っているので無問題。