最近のバクマン

バクマン」に対しては「おもしろいけど・・・」と、もにょっちゃうところがあった。し、サイコーとシュージン嫌い言説には、納得はできないものも多いが「なんとなく気持ちはわかる」という思いがあった。
 
 それが何かって言ったら、多分「バクマン」に出てくる漫画家ってみんなジャンプに都合のいい漫画家ばかりって思いがあったからなんだよね。んで、その最たるものがサイコーとシュージンで、彼らは編集部と衝突ばかりしてるようでいて、その実むちゃくちゃジャンプのこと考えている。少なくとも新妻エイジよりよっぽどジャンプ作家であろうとしている。ただ、自分たちの資質がジャンプに向いてないとは知っている。それでもジャンプで描きたいと考えているわけだから、やっぱりジャンプにとって都合のいい漫画家にみえる。

まあ、ジャンプに載りたい「だけ」の新人が多すぎて、言外のメッセージとして「これくらいの覚悟はもってね」というのがあるのかもしれんが、それならそれで問題だよね。

と、いうあたりで出てきた七峰くんは真っ正面からジャンプ編集部を批判していて、自分の中でかなり注目度が上がった。

いや、昔から大好きな漫画なのだけれど、ちょっと想定外のおもしろさに突入していて・・・。好きの方向性が変わった、というのが正解かな・・・。まあ、七峰くんは死亡フラグしか見えないけれど、どこまでやってくれるのか?楽しみ。